ワバチの魅力

ワバチ  を ご存知でしょうか?


この ハチ、何とも 可愛いっ!!!

そして、見ているだけで、とっても 癒されて しまうんです!!!!


私は、この ハチ のことを、親愛の情 を込めて、

 

 

ワバチ (和蜂)

 


と呼んでいます。


実は このハチの 本当の名前 は、


『 ニホンミツバチ 』 


という、日本にしかいない ミツバチ のことなんですが、

最近では、都会でも、趣味 飼育する人が、増えてきているようですね。


もともと、人が住み着く、はるか昔、太古より、日本の地に住む 、


野生のミツバチ


解らないことが、たくさんある ハチ なんです。


こんな 可愛く、また 謎に満ちた ワバチ にまつわる話を、

このブログでは、取り扱ってみたいと思っています。


自らの勉強も含めて、思いつくまま書いて行きますね。

 

 

 

ワバチ








ミツバチは 100歳 !?

imgres.gif


今日見られる、社会機構を備えたミツバチは約3000万年前に地球上に現れたようです。
一方、現人類であるホモサピエンスはというと、約25~40万年前、

中間をとって約30万年前としても、
ミツバチに比べ100分の1の歴史しかありません。

つまり、人間が1歳だとすると、ミツバチは100歳、という事になります。
(因みに、地球は圧巻の15400歳・・・。)

これは、生物として大大先輩という事で、エライ!?
ということになるのではないでしょうか。

一年という短期間で、生物界(生態系)の頂点に君臨!?した人類もすごいですが、
やはり、100年の風雪に耐え、今に生き残っているミツバチのサバイバル能力の凄さも、侮れない気がします。






贈りもの

家畜ミツバチは、人にたくさんの贈り物をプレゼントしてくれます。

 

贈り物

【 ヨウバチたちの贈り物 】

 

・ハチミツ
・ローヤルゼリー
・蜜蝋(ミツロウ)
・ビーポーレン
・プロポリス

 

などなど・・・。

 

これらは、ミツバチが直接作り出すものです。

ミツバチの作り出す贈り物については、これから少しずつ書いていこうと思っています。

 

さらに、ポリネーション(花粉媒介)昆虫として活躍することで、

その何十倍もの実りを人に与えてくれます。

 

資源昆虫としては、ダントツに エライ!!
ということになりますね。

 

一方、野生種 であるワバチは、

家畜種のヨウバチに比べ、人への貢献度は低い!? かに思われがちです。

しかし、日本の豊かな植生を支え、生態系の下支えをするという、

とてつもなく重要な貢献を果たしているので、

 

ワバチの方が、もっと、もっと、もっと、

 

 エライ!!!!

 

ということになります。

 

自然

【 豊かな日本の自然 】:ワバチの貢献度は高い

 

 

そう、私たちはワバチから、

 

「 日本の豊かな自然そのもの 」

 

を頂いているんですね。

 


ありがとう、ワバチ!!





《 関連リンク 》

 ● 野生種 だよ!!








採餌圏MAP

前回、ワバチの採餌圏は、おおよそ 半径 2km と書きました。

飼育する場合などには、この採餌圏を、事前に調べた方がよいのですが、

 

 

「 半径 2㎞ って、どの位なんだ? 」

 

 

と、常々、感じていました。


実際に、地図を見ても、今一つ、イメージし難いんですよねぇ・・・。

そこで、簡単にイメージ出来る、採餌圏MAP を作ってみました。

 

chizu

【 採餌圏MAP 】:この画をクリックするとMAPが開きます。

 

これは、Google Map を利用していますが、簡単に、採餌圏を調べられます。

シンプルですが、結構便利ですので、よろしければ、試してみて下さい。



以下、使用説明です。

  

・上の 日本全図 の 画像 を クリック することで MAP が開きます。

     MAP が開くと「位置情報」を調べて良いか? と聞かれます。

     初めて開く場合には、位置情報の許可 を求められますが、

     許可することで、現在地を中心とした地図 が表示されます。

 

     一方、許可しなかった場合、あるいは、許可したけれども、

     現在地が、取得できなかった場合には、上の画像のような、

     日本全図 が表示されます。

 

     一応、GPS機能 の無い パソコン でも、

     電話基地局や、IPアドレス などから、現在地を割出すようです。

     ただ、不正確になってしまいます・・・。

   (不思議なことに使用するブラウザによっても位置が違います・・・。)

 

 

・地図上の任意の場所を、クリック (タップ)。

     マーカーが表示され、そこを中心とした半径 2㎞範囲 が現れます。

     ( 複数の 採餌圏 の表示が可能です。)

 

・地名、住所から開く。

     左上の 検索BOX の中に、地名や住所などを入力すると、

     その場所を中心とした、地図が表示されます。

 

・採餌圏を移動させたい場合。

     マーカーを ドラッグ &ドロップ して下さい。

 

・マーカーをクリック。

     吹き出しが現れ、円の半径が表示されます。

     この中の「 Veiw 」ボタンを押すと、ストリートビュー を表示します。

     あまり意味はありませんが、おまけで付けてみました。

 

・採餌範囲を、変更する。

     円周上4ヵ所、小さな丸 があります。

     この部分を ドラッグ しながら動かすことで、円の大きさが、変えられます。

 

・MAP左下の「やっこロゴ」をクリック。

     使用説明のページ(このページ)が開きます。

 

 

 

※ パソコンでの使用を前提に、作成しています。

 

    ・IE (インターネットエクスプローラー)

    ・Edge (エッジ) 表示されない時は、ページの更新処理をして下さい。

    ・Google Chrome

    ・Safari

    ・Fire Fox

 

    などの 主要ブラウザ では、動作確認済みです。

    タブレットスマートフォン でも、利用出来ます。

  (※ iOS 系(iPad・iPhone)では、iOS10 以降でのみ表示可能です。)

 

    Mobile版のGoogle Chrome で、表示されない場合は、コンテンツ設定の

  「エンコード自動検出」をONにして下さい。

 

 

 

 

非常にシンプルですが、工夫次第では、様々な利用が可能かと思います。

 

・今飼っているワバチの採餌圏が、直ぐにイメージ出来て便利です。

・MAPを「航空写真」表示に切り替えることで、緑(林などの蜜源)の場所が、

   直観的に、すぐ分かります。

・携帯端末(iPhone など)でも使用出来るので、今花に来ているこのワバチの巣が、

   どの範囲にあるのかも、想像できます。

・身近な場所の距離を、単に測ってみるだけでも面白いでしょう。

・私は、自然巣探索にも利用しています。

 

また、複数の採餌圏 を、同時に表示させられるので、

 

・蜂場を増やす場合なら、採餌圏が重ならない場所はどこだろう?

・複数の蜂場をお持ちなら、今はどの位の採餌圏の重なりがあるのだろう?

 

といった、蜂場決めの、目安にも使えます。

MAPの ショートカット を作成しておけば、便利です。

 

 

尚、不明な点や改良点、バグなどありましたら、コメント欄で教えて下さい。

私に可能であれば、改善致します。

 

 



 

 


《 関連リンク 》

 ● どこまで飛ぶの?








(最終更新日:2016.09.25)



ハニーハンティング

日本にいる ワバチヨウバチ は、樹の洞などの 閉鎖空間 に巣を作ります。

ただ世界で知られる全てのミツバチが、閉鎖空間に住んでいるわけではありません。

例えば、

 

オオミツバチ

 

image (1)

【 オオミツバチ 】:ワバチの約2倍の大きさがあります。

 

ミツバチの中では最大のこのハチは、

巨木の大枝や、岩場などの 開放空間 に、一枚の大きな巣板を造ります。

これは 開放巣 と呼ばれ、その大きさは直径 1m以上 にもなるんです。

 

そして、

 

ヒマラヤオオミツバチ

 

オオミツバチ分布図

【 オオミツバチ・ヒマラヤオオミツバチ分布図 】:(玉川大学ミツバチ科学研究センター より作成)

 

このハチは、オオミツバチが、

ヒマラヤの山岳地帯に進出して 独立種 になったミツバチなんです。

 

地元のネパールでは、

 

「 ハニーハンティング 」

 

と呼ばれる、昔ながらの方法で、断崖絶壁の岩場にある開放巣を切り取り、

ハチミツを採取しています。(詳しくはこちら

 

【 ハニーハンティング 】:Honey Hunters of Nepal near Lamjung より

 

この採蜜法は古く、約8千年前のスペインや、約1万5千年前のインドの壁画にも残されています。

 

スペインのアラーニャ洞穴 壁画      インドのメルガート地方 壁画

【 左:スペインのアラーニャ洞穴 壁画 】右:インドのメルガート地方 壁画 】

 

人とミツバチの関わりは、本当に古いんですね。

 

壁画こそありませんが、

 

もちろん 日本人とワバチの関わり も古いはずです。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

余談ですが・・・・・、

 

適応について

 

オオミツバチは、開放巣 の為に、寒さに対して適応できず、

北に、生息域を広げることが出来なかった、ミツバチです。

 

一方、ヒマラヤオオミツバチ は、

開放巣 でありながら、ヒマラヤという、冬季には、厳寒の高地に適応しています。

いったい、どのようにして、適応したというのでしょう?


実は、 


・体毛を長くして耐寒性を高めた。

・夏は標高3500mの高地に巣板を作って住むが、

   厳寒期は1900mの樹林帯に降りて、巣板を作らず林床部に蜂球を作って過ごす。

 

このような戦術で、逞しく適応していったようです。

 

巣板の無い、蜂球状態で過ごす厳寒期は、

燃料となるのは、蜜胃に入れた、ハチミツ以外に無く、

ハチ達はなるべく 動かず じっとしているようですね。

 

ミツバチは、環境に適応しながら、生息域を広げていきます。

 

ワバチヨウバチ が、北の寒冷地に進出できた、一つの要因は、

開放空間ではなく、閉鎖空間 に住処を求めたからなんですね。

(詳しくはこちら





《 関連リンク 》

 ● Cerana (セラーナ)

 ● シマリング








環境指標生物!?

「 ミツバチが住める環境は、自然豊かで素晴らしい!! 」

 

何処かで目にした文句です。

環境を判断する際に、目印となる生物のことを環境指標生物と呼んでいますが、ミツバチも指標になる生物のように言われています。

 

これ、果たして本当なのでしょうか?

 

2006年、東京のど真ん中でミツバチを飼育し、街おこしの一助となった、ご存知、

 

「 銀座ミツバチプロジェクト 」

 

ここで飼育される、ワバチ、ヨウバチから採れるハチミツなどを利用して、

生産物そのものの販売にとどまらず、周辺店舗でのスイーツやカクテルの販売、石鹸への加工や関連書籍の販売など、これよって街が潤うきっかけ作りになりました。

 

これにあやかってか、

今ではこの ミツバチプロジェクト なるものが、全国で行われているようです。

 

ここで疑問が一つ、

銀座なんかで、そんなにハチミツが採れるの!?

 

実際に東京都心で行われた、採蜜量の実験では、

普通の養蜂家の平均量を遥かに上回る、という結果が出ました。

 

【 銀座を中心に半径3kmの採餌圏 】:銀座のハチはほぼこの範囲の花を利用します。

信濃町で行われた実験では、大きな緑地にはあまり行かず、近場の民家に多く通っていたようです。銀座のハチたちも、皇居や浜離宮などには行ってないのかもしれませんね。

(地図は一部変更した 採餌圏MAP を使用していますので、自由に動かせます。)

 

何と、自然豊かな里山などよりも、コンクリートジャングルの都市部の方が、

遥かに多い  ハチミツが採れるのです。

 

この結果から、

東京都心には、非常に 多くの花 があるということが分かりました。

 

「 東京は意外に花も多く、結構自然豊かなんだ!! 」

 

一見、そう感じてしまいます。

でも実はこれ、大きな間違いなんです。

 

そもそも本当に豊かな自然であれば、

他の多くの昆虫たちによって、花は利用されているはずで、

当然、ミツバチの取り分も 少なくなる はずです。

 

多くの蜜が採れるということは、

本来競合するはずの、多様な昆虫たちが生息していない(出来ない)ということで、

実際は予想通り都心は、

 

非常に貧相で、寒々しい自然環境

 

ということになるんです。

 

toshi

 

 

確かに天敵も少なく、花も多い都市部は、

ミツバチにとっては「 オアシス 」と呼べる場所なのかもしれません。

 

ただ、ミツバチには 楽園!? でも、

それが本当の 豊かな自然ではない ということなんです。

残念ながら、ミツバチは環境指標生物とは言えないようですね。

(個人的には、オオスズメバチの住める環境こそ自然豊かだと思うのですが・・・)

 

ミツバチプロジェクトのような活動により、

ミツバチに対する認知が広がることは、非常に喜ばしいことだと思います。

ただ、間違ったイメージを植え付けてけてはいけない気がしています。

 

「 ミツバチの住める都市は安全な都市 」

「 ミツバチ = 自然 = 素晴らしい = 安心・安全 」

 

というような文句を見たら要注意です。

それは所詮、一方的なイメージを押しつけているだけの、

販促用の 宣伝文句 でしかないんです。

 

ワバチに接していると、こんな嘘が透けて見えてきてしまうんですね。

 

 

ありがとう、ワバチ!!





《 関連リンク 》

 ● どこまで飛ぶの?







日本人 と ワバチ

人が日本列島に渡る遥か以前に、既に ワバチ はこの地で生息していたようですが、

 

日本人は、いつからこのハチを飼うようになったのでしょう?

 

これについては、残念ながら、壁画遺跡 としては残っていないようで、

文献 から読み解いていくしかないようです。

 

ワバチと思われる記述が、初めて 文献に登場するのは、飛鳥時代、

 

・627年(推古天皇35年)の「 日本書紀 」

   日本書紀0

 

そして、養蜂の記述が登場したのが、

 

・643年(皇極天皇2年)の「 日本書紀 」

 

ここには、百済の人が、奈良の三輪山で試みた養蜂が、失敗に終わった。

という記述があるようです。

 

有名な 645年の「 大化の改新 」よりも以前に、

少なくとも、今から 1,371年も昔 に、日本で養蜂の試みがあったということですね。

 

最初の養蜂が、中国朝鮮 から伝わった可能性は大きいようですが、

文献には残っておらず、ハッキリしたことは、分かっていないようです。

個人的には、日本人が養蜂を独自に始めたと思いたい気持ちもありますが・・・。

 

せっかくですから、この後の、

ワバチの養蜂の歴史 についても、見ていきたいと思います。

 

次にワバチの記事が出てくるまでに、260年を待たなければなりません。

 

 

・905~927年(平安時代)の「 延喜式 」

   延喜式

 

ここには、巣蜜(蜜の入った巣板)やハチミツが、日本の諸国 から 宮中へ、

献上 された記録が残っています。

 

つまりこの頃(1,100年以上前)には、日本各地で、ある程度本格的に、

ワバチの養蜂が行われていたということでしょう。

これが、どのようなやり方で行われていたかは不明ですが、非常に 興味深い 所ですね。

 

鎌倉時代や安土・桃山時代には、養蜂に関しての文献がありません。

この間、養蜂が絶えた訳ではないのでしょうが、

個人消費のレベルで 細々 と行われていたような気もします。

 

ワバチの本格的な研究が初めてなされたのは、江戸時代 に入ってからのようです。

 

 

・1709年(宝永6年)「 大和本草 」(貝原益軒著)

   12

 

これは、全16巻からなる日本で初めての、体系的に編纂された 生物図鑑 で、

この中にワバチの記述があります。

 

 

・1791年(寛政3年)「 家蜂畜養記 」(久世敦行 著)

 

ここでは、ワバチの生態 や、飼育技術 が、詳しく書かれていて、

ワバチ研究としては、江戸時代最高水準 のもののようです。

 

・女王及び王台

・巣箱の作り方、台の高さ、設置場所

・分蜂

・雄蜂

・スムシ、スズメバチ

・採蜜の方法

・蜜蝋の作り方

 

といった項目で書かれていて、その内容は、現在でも十分 通用するものもあるようです。

ただ、版本されなかった為に、広く読まれることは無かったようですね。

一度じっくり読んでみたいものです。

 

 

・1799年(寛政11年)「 日本山海名産図会 」(木村孔恭 著)

   熊野地方の養蜂「日本山海名産図絵」

    熊野地方の養蜂の様子が描かれていますが、右上の虫は、どう見ても ゾウムシ !?

    著者は、どうやらワバチを知らなかったようです・・・・。

 

この本は、内容的に「 家蜂畜養記 」には劣っていましたが、

読みやすい文体と、挿絵が秀逸 で、版本にもなった為、広く普及したようです。

後世のワバチ養蜂に、大きな影響 を及ぼすことになった本のようですね。

 

そして、ワバチ養蜂が本格的に行われるようになったのは、

江戸時代も 後期 になってからで、これには、商品経済 の浸透が影響しているようです。

 

この頃は、物が売り買いされる世の中で、農村 にもそれが浸透し、

ハチミツや蜜ろうも、商品の一つとして注目されていたようなんです。

今と何ら変わりませんね・・・・。

 

 

・1859年(安政6年)の「 広益国産考 」(大蔵永常 著)

   広益国産考_cr

 

この本は、生産者である、農民の立場 から書かれているのが特徴で、

養蜂技術について、科学的な視点(生態)からの詳細な解説に加え、

ハチミツの相場 まで書かれていて、広く愛読されていたようです。

 

ところで、1859年と云えば、

アメリカでは既に ラングストロス考案(1851年)の、単枠式巣箱こちらを参照)

が、普及し始めていた頃です。

 

また、ロシアの ラドスコウスキー によって、 「 ニホンミツバチ 」が、

分類学上記載(1887年)された頃にも当たります。 こちらを参照)

 

 

そんな中、幕末から明治にかけて、養蜂で大成 する人物が現れました。

 

・貞市右衛門(1825-1904)

   貞市右衛門

 

この人物は、和歌山県有田で 大規模養蜂 を行い、晩年は、蜜市翁 とも呼ばれました。

ここでは、一部、移動養蜂 までも行っていたということですから、凄いですよね。

この御仁、蜜の収量や売買記録の全てを、「 大福帳 」に記録していて、

 

20年間で、何と、3,629箱 も飼育し、1箱当たり、4.7 kg も採蜜していたようです。

 

高価な砂糖など、恐らく給餌できない時代でしょう、

ワバチの採蜜量としては、かなりのものではないでしょうか。

養蜂技術もさることながら、自然豊か で、多く蜜源が存在していたことが伺えます。

 

 

・1872年「 蜜蜂一覧 」(明治5年)

   0002-2

   蜜蜂一覧0

 

これは、オーストリアで開かれた、万国博覧会へ出品されたものです。

上の絵を見ても分かるように、

 

・分蜂蜂球を静めるための、桶の水。

・ハチを払うための、鳥の羽。

・5段重ねの継ぎ箱。

・ハチを防ぐための、面布。

・蜜の絞り方。

・蜜ろうの分離方法。

 

などが、上の挿絵付きで詳しく解説されていて、

ワバチ旧式養蜂の、総決算的な内容になっています。

 

この5年後の 1877年、セイヨウミツバチが導入され、ワバチ養蜂は廃れていきます。

この為、「 蜜蜂一覧 」以降、ワバチの旧式養蜂は、技術的には改良されておらず、

今に至っているわけです。

 

つまり、私のやっている重箱式養蜂は、江戸時代のやり方のままで、

技術的には、大きく進歩していないということなんですね。

それはそれで、進歩の余地があって、喜ばしいことだと思います。

 

最近、にわかに ワバチ人気 が高まり、

全国各地で、個人でワバチの養蜂をする方が増えてきているようです。

斯く云う私もそうですね。

 

これを反映して、昨 2013年から 改正養蜂振興法 により、今まで不要だった、

ワバチ飼育の届け出が義務付けられたのは、記憶に新しい所です。

 

最近では、ワバチ用に開発された、単枠式巣箱 での飼育も増えているようですが、

まだまだ、重箱式、横胴式、丸胴式といった 旧式(古式)の巣箱 での養蜂も、

根強い人気のようです。

 

ワバチは、飼育技術が確立されていないからこそ楽しい。

 

 

私などは、こう思ってしまいます。





《 関連リンク 》

 ● ラ式 !?

 ● ワバチ ・・・・ !?






OS !?

オペレーティング システム  ( Operating System:OS

 

日本語では「 基本ソフト 」と訳されているようですが、

あまり、聞き慣れない言葉だと思います。 ただ、同じ意味ですが、

 

OS(オーエス)

 

こちらの方は、最近では、よく耳にする言葉かもしれません。

 

Windows(ウィンドウズ)・ iOS(アイオーエス)・ Android(アンドロイド)など、

 

パソコンや、今や全盛を謳歌する スマートフォン、タブレットには 欠かせない物 で、

その販売競争は、あたかも、OS を競い合っているようにすら、見えてしまいます。

 

 

    OS

 

 

でも、この 「 OS 」 って、いったい何者なのか、ご存知でしょうか?

 

PCスマホタブレット、姿・形、名称こそ 違い ますが、

これらは全て、プログラムで動いている、コンピューター なんです。

 

コンピューター というのは、簡単に言ってしまえば、

本体ハードウェア)と、それを動かすための 基本ソフトOS)で出来ていて、

OS というのは、本体の 基本的な動作 を制御する、プログラム のことなんです。

 

この優劣によって、その 使い勝手 が、大きく変わってきてしまうものなんですね。

 

だた、コンピューターを、人が直接操作するためには、これだけでは駄目で、

加えて、アプリアプリケーション・ソフトウェア)と呼ばれているものが、必要になります。

(ちなみに、昔はアプリのことを、ソフトと呼んでいました)

 

例えば、この「 はい、やっこです 」というブログを見るためには、

WEB情報を閲覧するための、ブラウザ と総称される、専用のアプリ が必要です。

 

今、この記事をご覧になっている、IE (インターネットエクスプローラー)Chrome・Safari・FireFox

などのブラウザは、この 専用アプリ に当たるわけです。

 

つまり、

 

( 本体 + OS )+ アプリ = コンピューター  

 

ということに、なるわけですね。

 

1995年にマイクロソフト社が世に出した、Windows95 というOSは画期的でした。

それまで、1つの画面では、1つのアプリしか動かせない、というOSの常識を覆し、

1画面で複数のアプリを同時に動かすことを可能にしてしまったんです。

(今では当たり前ですが、当時、これは本当に画期的なことだったんですよ)

 

コンピューターの詳しい知識が無くても、WEBページは、簡単に 閲覧出来ますが、

実は、OSという 基本となる土台 が存在して初めて、見ることが出来るわけです。

 

普段は、意識しない気付かない知らない、だけだったんですね。

 

 

さて、ここで、コンピューター を 生態系 に置き換えてみることにします。

 

 

( 地球 + 自然環境 )+ 生物たち = 生態系 

 

 

となるのでしょうか。

この場合、OSに当たるのは、自然環境 ということになりますが、

ワバチ は、多くの生物たちの一つですから、アプリ ということになりますよね。

 

優秀なOSが、多くの優れたアプリを活かすように、

多様で素晴らしい 自然環境は、多くの生き物たちを、生かしてくれます。

そう、生物の多様性 をもたらすんです。

 

 

生態系

 

 

もし、この環境が、無くなってしまう としたら・・・・・・。

 

 

普段は、意識しない? 気付かない? 知らない? だけかもしれませんが、

 

 

自らも含め、ワバチは、何処に立って 生きているのか?

 

 

ワバチと付き合っていると、

この大事なことが、自然にスッと 腑に落ちてくるようになるんです。

 

さすが、ワバチ!!

 

 

これからも、ひとつ、よろしくお願いします。

 

ね、ワバチ 先生!!

 

 

 

 

 

 

余談ですが・・・、

 

( 人 + 資本主義 )+ 民主主義 = 日本社会 !?

 

今の日本社会のOSは、資本主義 なんでしょうね。

 

 

ふぅ~。









系図・作成ツール

今回は、パソコンで使える 管理ツール をご紹介したいと思います。

興味がおありの方だけ、お読み下さい。

 

ワバチを数年にわたって、複数群、飼育していたりすると、

 

血統の確認分析

 

をしたくなってきます。

 

例えば、A群 が分蜂(巣別れ)して、 B と C と D の3群が、増えた場合

それぞれ、3つの群は、A群の子供ということになります。

 

翌年、B群が分蜂して、E群が 増えた場合

E群の親は B群 で、そのB群の親は、A群 で・・・。

 

このように、群の血統 をたどりたくなってくるんです。

そして、この群は、

 

「 A群の血を引いているから、○○○○ だぞ!!」

 

とやりたくなるわけです。(自己満足ですみません・・・。)

 

これを、簡単に知るためには、

家系図 のように、一目すれば、先祖が分かるような、系図 があれば便利です。

 

初め私は、紙に書いたり、パソコンに打ち込んで、記録していたんですが、

この作業が面倒で、もっと 簡単 に管理出来ないものか、と思っていました。

 

そこで、今回ご紹介するツールを、作ってみたわけです。

と言っても、全く大そうなものではなく、非常にシンプルなものです。

 

少し前に作ったものですが、

結構、簡単便利だったりしますので、興味がおありでしたら、試してみて下さい。

 

以下、この 系図作成ツール についての説明を、簡単にさせて頂きたいと思います。

 

 

001

 

 

※ このツールの 最大の特徴 は、系図に、自分の撮った写真 を入れ込める点です。

   (このツールは、マイクロソフトの Excel2010 で作成したものです。)

 

・まず、ZIPファイル(系図作成.zip) をダウンロードして下さい。

   こちら  から取得(クリックすると、ダウンロード画面が表示されます

 

・解凍後、系図作成フォルダ を開くと、2つのフォルダが確認できます。

   「 サンプル版です 」と「 飼育群系図 」の2つです。

 

   003  002

 

 

・「 サンプル版です 」は、どんな感じで表示されるのか、確認用です。

     中の 「 サンプル.xlsm 」を起動させて確認してみて下さい。

 

・使い方は、至って簡単、シンプルです。

 

    4

 

    サンプル.xlsm を開くと、上のように、群名入力画面が現れます。

 

    群名欄の列には、任意の群名 を入力し、

    右隣の母群名欄には、その群の、母群 に当たる群名を入力する形です。

    サンプル版には、既に仮の群名が入力されていますが、

 

     入力作業は、たったこれだけです。

 

・画面右上の、系図作成ボタンを 押すだけ で、系図が作成されます。

 

 

 

《 実際に利用される場合 》

 

飼育群系図のフォルダの方をご利用下さい。

    このフォルダを開き、飼育群系図.xlsm を開くと、登録画面が開きます。

 

・群(巣箱)の 写真 は、「 巣箱写真 」のフォルダ内に入れて下さい。

   写真ファイルは JPG のみで、ファイル名は、登録済みの群名に 変更 して下さい。

   これによって、表示が可能となります。

   ただし、もし可能であれば、ファイルを 圧縮 して軽くしておいて下さい。

   写真はそのまま系図に貼り付けられますので、写真ファイルが重いと、

   PCのスペックによっては、動きが遅くなってしまいます。

 

 

※ その他注意事項は、同梱の ”初めにお読みください” に書いてありますので、

    ご確認下さい。(ご要望等は、コメント欄にお書き下さい。)









プロフィール

やっこ

Author:やっこ
ニホンミツバチに関する様々なことを、
気ままに思いつくまま書いてます。
可愛く癒されるワバチの魅力を、たくさん発見したいと思っています。

アルバム
お知らせ!!
ブログに関する、お知らせをしています。

(現在、不定期に更新しています。)


・系図・作成ツール 公開!! → こちら


・採餌圏MAP 公開!!
 → こちら

Gallery
最新記事
ブログ内 検索
カテゴリ
月別アーカイブ
記事一覧

記事の一覧表示


管理画面 ( )
最新コメント
やっこ の オススメ書籍

ワバチに関する、おすすめの本です。

ぜひ、読んでみて下さい!!




ニホンミツバチが日本の農業を救う



ハチはなぜ大量死したのか