女王物質(じょおうぶっしつ)!?

女王蜂 は、他のことは何もせず、普段は只々、卵を産む ことだけに専念しています。

上げ膳、据え膳、身辺警護から下の世話まで、まるで、メイドの如く、働き蜂 たちは、

女王蜂を 取り囲みロイヤルコート)、甲斐甲斐しく世話を行っているんです。

 

ロヤルコート

【 ロイヤルコート 】:女王蜂の周りを、働き蜂たちが、頭を向けて取り囲みます。

        口移しや、体を舐める際に、女王蜂の出す、フェロモン も受け取っています。

 

 

・食料である、ローヤルゼリー を 口移しで与えたり、

・体を舐めて、きれい にしてあげたり、

・透明な液状の を、舐めとって、処理をしたり、

 

特別待遇 とも云える、この扱いですが、

これだけ、大事 にされているのには、当然、それなりの 理由 があるわけです。

 

ワバチの コロニー家族)にとって、唯一、

新たに 女王蜂 や、働き蜂 を産み出すことの出来る、女王 という存在は、云わば、

 

「 母なる ハチ 」

 

であり、リーダーではありませんが、コロニー の 繁殖存続 にとっては、

欠くことの出来ない、生命線 とも云える、大事な、大事な、存在です。

 

日々、 100匹 近くも減って行くと言われる、ワバチのコロニー内にあって、

働き蜂補充 されない事態は、そのコロニーの 全滅 を意味します。

つまり、女王蜂を 世話 し、守る ことは、

 

 

コロニー全体 にとっても、有益である。

 

 

ということになるんです。(それは、大事にされるわけですね。)

 

このように、産卵 することで、コロニーに 貢献 している女王蜂ですが、

実は、それだけではなく、

 

「 コロニーが 正常に機能 する上で、重要な役割 を果たしている 」

 

ということも、分かってきたんです。

 

例えば、女王蜂 を巣の中から、取り除いてしまうと、

働き蜂が、落ち着きをなくして 騒然 となり、コロニー内に、普段とは違った、

様々な行動変化 が、 起こるようになるんです。

 

これは、いったい、どういうことなのでしょう?

 

様々な方法を駆使して、情報伝達 を行う、ワバチたちですが(こちらを参照)、

その一つに、

 

 

フェロモン  (こちらを参照

 

 

という、方法 があります。

 

フェロモン というのは、つまり、仲間だけに伝わる 言葉 ということなんですが、

実は、女王蜂も、常に、この言葉を、働き蜂たちに対して、発し続けているんです。

 

この フェロモンの分泌 こそが、女王蜂のもう一つの、重要な役割 の正体で、

女王蜂のこの 言葉フェロモン) を聞くことで、働き蜂 たちは、

 

安心して、仕事に専念

 

することが、出来ているんです。

 

実は、働き蜂が、 女王蜂を 認識 できるのは、この フェロモン があるからで、

女王蜂の周りを取り囲む ロイヤルコート と呼ばれる行動も、働き蜂を引き寄せる

この 言葉の効果 によるものなんです。

 

この フェロモン は、

女王蜂の体にある、いくつかの 分泌腺 から、出されていることが分かっていて、

分泌される 場所の違い により、その 成分 や、効果 も違ってくるようなんです。

 

ちなみに、分泌腺(ぶんぴせん)というのは、

例えば、人の汗は、汗腺(かんせん)と呼ばれる、器官から 分泌 されますが、

体内の物質を、体外に出す働きをする 器官 のことを、こう呼んでいます。

 

 

 

 女王物質(その2)

 

 

 

女王フェロモン 」

 

   → 大顎口のこと)の奥にある 大顎腺オオアゴセン)から分泌されます。

      ・主要成分は、ワバチでは 3 種類

          ・9ODA:9-オキソ-2-デセン酸

          ・9HDA:9-ヒドロキシ-2-デセン酸

          ・HOB :p-ヒドロキシ安息香酸

          ・HVA : 4-ヒドロキシ-3-メトキシフェニルエタノール (これは、ヨウバチのみのようです)

          これらの成分は、単独では、効果が無いようですね。

 

      ・主な働きは、3つ

          ・働き蜂の 卵巣成熟 を抑える。(卵巣の発達制御)

          ・王台女王蜂生産用の巣房)を作らせない。(王台形成の阻止)

          ・オス蜂 引き寄せ る。(雄蜂に対する性誘引物質)

 

 

「(背板腺)フェロモン 」

 

   → 腹部 の背中側にある 背板腺ハイバンセン)から分泌されます。

      ・成分は、よく分かっていない。

          ・1種ではなく、数種類 の物質が出ているようです。

 

      ・働きについては、女王フェロモン と同じ。

          ・働き蜂や、オス蜂の 行動に 影響を与える らしいことが分かっています。

 

 

「 足跡フェロモン 」

 

   → 肢の先つま先部分)にある ふ節腺フセツセン)から分泌されます。

      ・成分は、よく分かっていない。

      ・働きは、王台の形成 を抑制しているらしい。

 

 

そして、これらの  フェロモン総称 を、

 

 

『 女王物質 』 (Queen substance)

 

 

と、呼んでいるんです。

(大顎腺から出る、女王フェロモンのみを、女王物質とする場合もあります)

 

また、このフェロモンは、状況 によって、様々に作用 を起こすので、

 

「 多機能型フェロモン 」

 

と、呼ばれていたりもするんです。

 

この 女王物質 は、

 

・女王蜂に食糧を与える際の、口移し栄養交換と云います)。

・女王蜂の腹部を、舐め取る。(ロイヤルコートの際

・女王蜂の体に、触角で、 触れる

・巣板に付着しているものに、触角で、触れる

・揮発性の成分を、空気を介して、触角で、感じ取る

 

といった、様々 な方法で

働き蜂に 認知 され、また、体内に 取り込まれる ようなんです。

 

 

 

女王物質

 

 

 

働き蜂同士は、食物(ハチミツなど)を、口移し で交換(栄養交換)するので、

これによっても、多くの働き蜂たちに、この 女王物質 が伝えられていきます。

つまり、口を通して経口的に)、巣内に広まっていくわけですね。

 

また、働き蜂が作っている、女王蜂の食料となる、ローヤルゼリー の中 には、

一部、女王物質 となる成分が、含まれていることも分かってきました。

 

つまり、働き蜂 が、女王蜂から 受け取った 女王物質 は、食物 である、

ローヤルゼリー を通じて、再び、女王蜂に 戻されている ということなんです。

 

どうやら、この 女王物質 は、女王蜂と働き蜂の間で、

グルグル回って、循環し、リサイクル されているようですね。

 

 

では、女王物質 が分泌されなくなると、どうなるのでしょう?

 

女王物質というのは、女王蜂が より 若く栄養状態 も良く、

そして、活発な産卵活動 を行っている時には、盛んに 分泌されています。

つまり、元気な時は、(無意識に、勝手に!?)たくさん、出ているわけなんです。

 

ただ、寿命が近付き、体が弱ってくる と、分泌量 が徐々に、少なく なってきます。

 

また、もう 巣房が埋まって しまって、物理的に、産卵出来る場所が無くなるなど、

何らかの原因により、健康でも、産卵しなくなる状況 が、出てきたりもするんです。

こうした場合にも、分泌量が 減って しまうことが、分かって来ています。

 

働き蜂は、この 女王物質の 常に 確認 することで、

 

女王蜂の 安否健康状態、または、コロニー内の状況

 

を、結果的に、知ることが、出来ているわけです。

(ちなみに、30分以内 で、女王蜂の不在に、気付くそうですよ。)

 

 

つまり、分泌量の低下 という サイン兆候)は、

 

「 女王蜂(巣内)に、何か異常が発生して、産卵数が減ってきた 」

 

ということを、意味 するわけです。

 

これは、コロニー全体の存亡にもかかわる 重大事件 ということになりますから、

このサインは、云わば、警戒警報 ということになるのでしょうか。

 

この 警報 が鳴ると、働き蜂たちは、女王蜂 と、自らのコロニーの危機 を知り、

この状況を 打破 するために、遺伝子 に書かれた計画書に従って、動き始めるんです。

 

 

・春先なら、巣別れ(分蜂)の準備をし始めます。

   オス蜂や、新女王蜂を、新たに生産するための、特別の巣房を作り始めます。

  (繁殖が行われないことも、コロニーにとっては危機です)

 

・今の女王蜂が弱って、産卵しなくなってきていたら、

   王台を作って、新たな女王蜂を育て始め、現女王を追い出しに掛かります。

 

・女王蜂が死んでいたら、王台を作って、新たな女王蜂を育て始めます。

 

・新たに女王蜂が生まれてこなかったら、働き蜂が、産卵を始めることもあります。

  (このことについては、後日、改めて書きたいと思います)

 

 

それは、直接的王台作成)であったり、間接的卵巣発達)であったり、

また、季節 や、コロニーが置かれている 状況 によっても、違ってきますが、

 

つまり、危機回避の行動 を、取り始めるわけです。

 

働き蜂たちは、こうした行動を取ることで、正常な状態 に戻そうとするんですね。

 

しかし、遺伝子の中に、云わば、緊急対応マニュアル があるなんて、

 

やっぱり、ワバチは凄い!!

 

 

一方で、この女王物質は、交尾 の際には、

 

オス蜂を呼び寄せる

 

という効果も、発揮 していたりしますから、

聞き取る相手が違うと、同じ言葉 が、違う意味 を持ってくるようですね。

 

何とも 不思議 で、興味深い 物質 です。

 

どうやら、ワバチの世界では、女王蜂女王物質)という 存在自体 が、

コロニーを、正常に機能させる、かねめ)にもなっていたようですね。

 

大事にされる理由は、ここにもあったようです。

 

 

頑張れ女王蜂!!

 

 

 

次回は、女王蜂が隠し持っている、凄技 について、書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

余談ですが、

女王蜂 と 女王物質 について、

 

本文を読んで、あれっ!? と思われた方もいるかもしれません。

女王物質について調べてみると、

 

女王蜂は、女王物質を分泌することで、

 

・働き蜂たちの、卵巣の発達を抑制し、

・新たな女王蜂候補を育てるための、王台を作らせないようにしている。

 

女王蜂は、こうすることで、働き蜂たちを、

自分のためにだけに、働かせるように、仕向けている。

 

こういった表現で、説明されている文章を、多く見かけます。

 

ただ、この説明では、あたかも、女王蜂が、働き蜂を コントロール しているような、

ちょっと 間違った イメージを、強く与えてしまいます。

 

実際は、栄養状態や、加齢などの、生理条件 によって、分泌量が変動しますので、

「 女王蜂が、自らの意思で、女王物質の量を調節している 」

という可能性は、低い と考えられています。

 

卵巣発達抑制 や、王台形成の阻止、という効果があるのは事実ですが、

別に、女王蜂が、意図して、それを強いているわけではない、ということなんです。






《 関連リンク 》

 ● クィーン(その1)

 ● クィーン(その2)

 ● クィーン(その4)  : 貯精嚢(ちょせいのう)!?

 ● クィーン(その5)  : 王台(おうだい)!? (その1)

 ● クィーン(その6)  : 王台(おうだい)!? (その2)

 ● クィーン(その7)  : 王台(おうだい)!? (その3)

 ● クィーン(その8)


 ● コミュニケーション

 ● ナサノフ腺!?







関連記事

クィーン(その2)

普段、女王蜂 は、食事から排泄物の処理まで、その生活の 全て を、

働き蜂たちの世話に頼って、言い換えれば、働き蜂に依存 して、生きています。

あたかも、本物の女王様 のようにも見える、このハチの、

 

唯一の仕事 といったら、そう、

 

 

『 産 卵 』

 

 

すること、だけなんです。

 

 

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【 産卵中の女王蜂 】:空いている巣房を見つけては、産卵していきます。

 

 

産卵以外、何もしなくていいなんて、何とも 良いご身分!?

 

とも思いがちですが、さにあらず、実は大変な 重労働 であったりするんです。

 

ワバチの女王蜂の寿命は、2~3年 と言われていますが、

この間、生きている間は、何と、昼夜を問わず、卵を産み続けているんです。

卵だけを産み続ける人生(蜂生!?)なんて、過酷・・・。

 

産卵は、上の写真のように、巣房に、腹部を 突っ込んで 行われるため、

1年も経過すると、腹部の 体毛すり減り、テカテカと 黒光り するようになります。

実は、この腹部を見れば、生まれたての新女王蜂か否かが、判断できるんです。

 

女王蜂は、普段、巣板の中央部にある 蜂児エリア と呼ばれる場所にいて、

休憩 をはさみながら、空いた巣房に、産卵しているのですが、

 

30分 産卵 して、30分 休憩 する。

 

という リズム で、活動を行っています。

この作業が、真冬を除いて、基本的に 一生 続くわけですから、イメージするよりも、

実際は、随分と、過酷な労働 を、強いられているわけです。

 

1日に産む、卵の数は、コロニーの状況 によって大きく変わるようですが、

大きなコロニーでは、数百~千個 程度の卵が、日々、産卵され続けているようです。

 

女王蜂は、産卵以外の仕事は 行いません が、

このため、体の作り も、働き蜂とは、大きく 違っているんです。

 

 

CIMG1431_cr

【 ワバチの女王蜂 】:全身が黒く、頭が小さく、腹が太く長いのが特徴です。

                                多くの産卵により、腹部体毛がすり減り、黒光りしています。

 

例えば、

 

・採餌活動はしないので、後肢の 花粉 を集めて運ぶ 装置こちら)がありません。

 

・巣作りもしませんので、蜂ろう を分泌する、ろう腺こちら) もありません。

 

・仲間を呼び寄せる 集合フェロモン を出す、ナサノフ腺こちら)もありません。

 

 

そして、何と、 の大きさにも 違い があるんです。

(ミツバチをはじめ、昆虫にも、小さいながら、ちゃんと はあるんですよ)

 

元々、体の大きさに対して、頭は小さい のですが、

調べてみると、何と、働き蜂よりも、小さい ことが分かってしまったんです。

(これは、ヨウバチの知見ですが、ワバチも同様だと考えられています)

 

女王蜂の脳が、働き蜂より小さいなんて・・・。

 

にわかには、信じ難いことですが、

更に詳しく調べてみると、主に 記憶情報処理 を行うとされる、

キノコ体 と言われる 脳の一部 が、働き蜂よりも小さいことが分かったんです。

 

これって、もしかして・・・・、

 

女王蜂って、バカなのか!?

 

 

ここだけ見れば、こう思えてしまいます・・・。

これは、いったい、どういうことなのでしょう?

 

この 事実 は、女王蜂が、コロニーの重要な意思決定には、関わっていない

リーダーではない、ということを、暗示 させる証拠の一つでもありますが、

 

産卵だけを行えばよい!?  女王蜂にとって、

それ以外のことを、考える必要は無いわけですから、その能力が 退化 していても、

特に 不思議は無い、ということなのかもしれません。

 

ただ、真っ暗 な巣の中で、何枚にも及ぶ巣板を、往復しながら、くまなく歩き回り、

正確に 卵を産み付けるわけですから、バカと決めつけるには 早計 かもしれませんね。

 

最後に、働き蜂との体の違いで、特筆 すべきなのは、卵巣 の大きさです。

 

働き蜂の 約2倍 の体を持ち、その体の大半を占める、太く、長い、腹部 には、

多くの 卵巣小管らんそうしょうかん)と呼ばれる くだ)が集まった、

大きな 卵巣 が 左右に1つずつ 存在 しています。

 

 

 

卵巣小管

 

 

 

働き蜂も、性別で云えば、メス なので、一応、この 卵巣 を持ってはいるのですが、

これを構成する 卵巣小管 の数は、たったの 数本12本位)でしかないんです。

女王蜂の約 150本(片側)に比べれば、何と貧弱、無いと言えるくらいですね。

(150本といっても、ヨウバチに比べると、半分でしかないんですが・・・)

 

以上のように、女王蜂は、

働き蜂とは、仕事の内容だけでなく、その体の作りに於いても、全く 違う わけです。

つまり、

 

産卵するためだけに、特化した体

 

を持っているハチ、ということになりますね。

 

女王蜂の、約3年間の一生の内で、最も 産卵活動が旺盛 なのは、1年目 ですが、

2年目以降 も、次第に活動は衰えるものの、ほぼ 順調 に産卵を行います。

ただ、3年目に入ると、突然、死んでしまうことがあるようなんです。

 

ちなみに、単枠式の巣箱で飼育している場合などは、採蜜量アップなどのため、

2年目以降の女王蜂を 取り除き、1年目の新女王蜂と 入れ替え ていたりします。

この操作は、近代養蜂ではごく当たり前の、基本的な技術なんですね。

 

こんなに頑張って、産み続けているのに、寿命が近づき、産卵力が低下 してくると、

働き蜂は、この女王は使えないぞ と判断し、見切りをつけてしまうことがあるんです。

何と、巣から追い出して しまうこともあるんですよ。

 

この場合は、事前に 新しい女王蜂誕生させる のですが、ここだけ見てしまうと、

女王蜂と言っても、単に 使い捨ての駒コマ)でしかないとも思えてきます・・・・。

 

働き蜂もそうですが、

全ては家族(コロニー)の為に 生まれ、働き、死んで行く わけです。

諸行無常 は世の常ですが、ワバチの世界も、例外 ではなかったわけですね。

 

その姿は、あたかも

 

「 産卵 マシーン 」

 

にすら見えてくる、女王蜂ですが、実は、産卵以外 にも、

コロニーの存続にとって、とても 重要 な、ある 役割 を果たしているんです。

 

 

この重要な役割については、次回書いてみたいと思います。






《 関連リンク 》

 ● クィーン(その1)

 ● クィーン(その3)  : 女王物質(じょおうぶっしつ)!?

 ● クィーン(その4)  : 貯精嚢(ちょせいのう)!?

 ● クィーン(その5)  : 王台(おうだい)!? (その1)

 ● クィーン(その6)  : 王台(おうだい)!? (その2)

 ● クィーン(その7)  : 王台(おうだい)!? (その3)

 ● クィーン(その8)


 ● 花粉団子

 ● ハチロウ

 ● ナサノフ腺!?







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クィーン(その1)

数千~最大2万匹とも云われる、大集団 で生活を営む ワバチ ですが、

全てのハチたちが 遺伝子 を共有する、家族とも云える、この集団の中にあって、

たった 1匹 だけが、他のハチたちとは、その、

 

見た目 も、大きさ も、仕事内容 も、さらに 寿命 まで、

 

何もかもが 全く違う、ハチが存在しているんです。

そう、ご存知、

 

 

『 女 王 蜂 』Queen Bee

 

 

と呼ばれるハチです。

 

 

女王バチ

 

 

 

女王蜂 と、名前は付いていますが、

別に王様の お妃(きさき)さま、というわけではありません。

(そもそも、王様なんていませんし・・・・。)

 

実は、こう呼ばれるようになったのは、養蜂知識のまだ 幼稚な時代 で、

当初ミツバチは、一匹の女王蜂が、集団を 統率 していると考えられていました。

今では、実はそうではなく、働き蜂たちの 情報伝達 によって運営される、

 

 

「 リーダーなき秩序社会 」こちらを参照

 

 

ということが分かっています。

 

大集団の中に 1匹 しか存在せず、

他の多くの働き蜂たちから、食事などの、生活一切の 世話 を受けているハチがいる。

 

それは、あたかも、絶対君主制の 王政 とイメージがダブってしまったんですね。

こうして、メス であるこのハチは、女王蜂蜂王)と名付られました。

 

「 女王 」という表現は、実態に即していないので、実は、ふさわしくないのですが、

昔からこう言われているので、慣習的 に今も使われているだけなんですね。

でも、リーダー統率者)でないとすると・・・、

 

では、一体、女王蜂は、巣の中で、何をやっているというのでしょうか?

 

 

このことについては、次回書いてみたいと思います。







《 関連リンク 》

 ● クィーン(その2)

 ● クィーン(その3)  : 女王物質(じょおうぶっしつ)!?

 ● クィーン(その4)  : 貯精嚢(ちょせいのう)!?

 ● クィーン(その5)  : 王台(おうだい)!? (その1)

 ● クィーン(その6)  : 王台(おうだい)!? (その2)

 ● クィーン(その7)  : 王台(おうだい)!? (その3)

 ● クィーン(その8)


 ● ミツバチ 社会

 ● ワバチの家族







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ネギ

味噌汁やそば、うどんなどの薬味として、大活躍する ネギ ですが、

長ネギ とも呼ばれ、その花は、ネギ坊主 として、知られています。

 

negi

【 ネギ坊主 】:ネギは薬味として最高です。

 

花の盛りは、5月 で、ちょうど今の季節ですが、

苦みのある、あのネギの味からは、可愛らしい その形は、ちょっと想像出来ません。

 

このネギ坊主、実は、ワバチは、好んで 訪花するんです。

 

ネギボウズ

【 ネギ坊主に訪花するワバチ 】:頭をグッと突っ込んで採蜜します。

 

 

 花粉玉

 

 

 

 

【 ネギ坊主に訪花する ワバチの様子 】

 

 

主に 花蜜 を集めていますが、花粉 も採集出来る花なんです。

 

実は、タマネギ も同じような花(ネギ坊主)を付けるのですが、

こちらの花の方は、何故か、好きではない ようで、あまり訪花しません。

形は似ているのに、ちょっと 不思議 ですね。

 

今の時期、畑に行くと この ネギ坊主 をよく目にしますが、

チャンスがあれば、一度じっくりと観察してみて下さい。

懸命に採蜜するワバチの姿を、見ることが出来るかもしれませんよ。

 

 

ちなみに、

 

「 風邪をひいたら首にネギを巻くと良い 」

 

と昔から言われていますが、残念ながら 科学的な根拠 はないようですね。

 

ただ、ネギには、殺菌・抗菌・抗ウイルス作用 があると云われる、ネギオール

アリシン と呼ばれる、強い殺菌作用をもつ 成分が含まれています。

 

また、ネギの白い部分に含まれる、 硫酸アリル という成分には、

血管を広げて血流を促し、末梢血管の血流を良くする働きがあって、

風邪予防 だけでなく、冷え性 の人にもぴったりのようです。

 

つまり、食べる ことで効果を発揮するようですね。

 

 

ネギは巻かずに、食べましょう!!









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ワバチの家族

ワバチの巣の中には、最大約 2万匹 にもなる、多くのハチたちがいて、

生きるための様々な仕事を、分担し、時に協力し合いながら、生活しています。

 

これらのハチたちは、基本的に、その巣の女王蜂から生まれていますので、

全てのハチが、共通の遺伝子 を持っていることになります。

つまり、この集団は、一つの大きな 家族 とも言えるわけですね。

 

この 大家族 の中には、

 

 

女王蜂 オス蜂 働き蜂

 

 

と、3種類 のハチが存在していることが知られています。

そして、そのそれぞれが、家族の中では、違った役割 を果たしているんです。

 

 

 

 

ワバチの家族

 

 

 

 

ワバチは、ミツバチApis)の仲間の一種ですが、この仲間は、

 

社 会 性 昆 虫 Social Insect

 

と呼ばれていて、その 特徴 の一つに、

 

・生殖能力を持たない、多数の個体(働き蜂)が、

・生殖能力を持つ、少数の個体(女王蜂・オス蜂)の世話をする。

 

という項目があります。

 

ワバチの家庭(コロニー)内も、まさにこの形になっていて、

 

 

・数の上では、9割以上を占める、不妊の働き蜂 が、

 

・生殖能力を持った 1匹の女王蜂 と、

 

・主に繁殖期に、生まれてくる 約1割のオス蜂 の、

 

 

世話 をしているんです。

 

同じ社会性を持っているとはいえ、我々人間と比べると、ずいぶん 違い ますよね。

こんなやり方でも、人類の 100倍 もの長きに渡り、生存し続けているわけですから、

余程、効率が良く、完成された、やり方なのでしょうね。

 

集団での生き方は、1つではない、

こんなことを、教えて くれているような気もします。

 

 

凄いぞ、ワバチ!!









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OS !?

オペレーティング システム  ( Operating System:OS

 

日本語では「 基本ソフト 」と訳されているようですが、

あまり、聞き慣れない言葉だと思います。 ただ、同じ意味ですが、

 

OS(オーエス)

 

こちらの方は、最近では、よく耳にする言葉かもしれません。

 

Windows(ウィンドウズ)・ iOS(アイオーエス)・ Android(アンドロイド)など、

 

パソコンや、今や全盛を謳歌する スマートフォン、タブレットには 欠かせない物 で、

その販売競争は、あたかも、OS を競い合っているようにすら、見えてしまいます。

 

 

    OS

 

 

でも、この 「 OS 」 って、いったい何者なのか、ご存知でしょうか?

 

PCスマホタブレット、姿・形、名称こそ 違い ますが、

これらは全て、プログラムで動いている、コンピューター なんです。

 

コンピューター というのは、簡単に言ってしまえば、

本体ハードウェア)と、それを動かすための 基本ソフトOS)で出来ていて、

OS というのは、本体の 基本的な動作 を制御する、プログラム のことなんです。

 

この優劣によって、その 使い勝手 が、大きく変わってきてしまうものなんですね。

 

だた、コンピューターを、人が直接操作するためには、これだけでは駄目で、

加えて、アプリアプリケーション・ソフトウェア)と呼ばれているものが、必要になります。

(ちなみに、昔はアプリのことを、ソフトと呼んでいました)

 

例えば、この「 はい、やっこです 」というブログを見るためには、

WEB情報を閲覧するための、ブラウザ と総称される、専用のアプリ が必要です。

 

今、この記事をご覧になっている、IE (インターネットエクスプローラー)Chrome・Safari・FireFox

などのブラウザは、この 専用アプリ に当たるわけです。

 

つまり、

 

( 本体 + OS )+ アプリ = コンピューター  

 

ということに、なるわけですね。

 

1995年にマイクロソフト社が世に出した、Windows95 というOSは画期的でした。

それまで、1つの画面では、1つのアプリしか動かせない、というOSの常識を覆し、

1画面で複数のアプリを同時に動かすことを可能にしてしまったんです。

(今では当たり前ですが、当時、これは本当に画期的なことだったんですよ)

 

コンピューターの詳しい知識が無くても、WEBページは、簡単に 閲覧出来ますが、

実は、OSという 基本となる土台 が存在して初めて、見ることが出来るわけです。

 

普段は、意識しない気付かない知らない、だけだったんですね。

 

 

さて、ここで、コンピューター を 生態系 に置き換えてみることにします。

 

 

( 地球 + 自然環境 )+ 生物たち = 生態系 

 

 

となるのでしょうか。

この場合、OSに当たるのは、自然環境 ということになりますが、

ワバチ は、多くの生物たちの一つですから、アプリ ということになりますよね。

 

優秀なOSが、多くの優れたアプリを活かすように、

多様で素晴らしい 自然環境は、多くの生き物たちを、生かしてくれます。

そう、生物の多様性 をもたらすんです。

 

 

生態系

 

 

もし、この環境が、無くなってしまう としたら・・・・・・。

 

 

普段は、意識しない? 気付かない? 知らない? だけかもしれませんが、

 

 

自らも含め、ワバチは、何処に立って 生きているのか?

 

 

ワバチと付き合っていると、

この大事なことが、自然にスッと 腑に落ちてくるようになるんです。

 

さすが、ワバチ!!

 

 

これからも、ひとつ、よろしくお願いします。

 

ね、ワバチ 先生!!

 

 

 

 

 

 

余談ですが・・・、

 

( 人 + 資本主義 )+ 民主主義 = 日本社会 !?

 

今の日本社会のOSは、資本主義 なんでしょうね。

 

 

ふぅ~。









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デビル・バード !?

デビル・バードDevil Bird

 

一部、ワバチ飼育者の間で、

憎しみ を込めて、こう呼ばれている がいるのをご存知でしょうか?

 

ワバチの 外敵 とされていて、忌み嫌われているようですが、実は、

 

「 ツ バ メ 」

 

のことなんです。

ツバメ好きは元より、鳥類愛好家の方には 聞き捨てならない 呼び名だと思いますが、

ワバチ好きの私にとっても、それはないでしょう? と常々思っていたりします。

 

 

tsubame

【 ツバメ 】: デビルバードとは、いくらなんでもヒドイ!!

 

 

春になると、南の国 から渡ってくるこの鳥を、知らない方はいないはずですが、

全国で見られるこの 可愛く身近な鳥 も、年々 減少傾向 にあるようですね。

参照サイトはこちら

 

何故、この可愛いツバメが、嫌われているのかというと、

もちろん、ワバチを捕まえて、食べてしまう からなんです。

 

ツバメは、ワバチなど、飛行している虫 を捕まえて食べる習性を持っていて、

狩りの様子を見ていると、その見事な 俊敏性 驚異の飛行体術 には、本当に、

惚れ惚れ させられてしまいます。

 

ツバメのトップスピードは、ワバチの 2.6倍こちらを参照)もあるようですが、

ワバチも ジグザグ に飛んだりして、飛行中は攻撃を上手く回避しているんです。

 

ただ、巣から飛び立った直後であったり、巣へ戻ってくる際であったり、

どうしても飛行スピードが 落ちたり単調 になってしまう場面では、間隙を突いて、

トップスピードで滑空して来るツバメに、容易にさらわれてしまうんです。

 

巣の周りに遮るものが無い場合には、

本当に見事に、パクパク とやられてしまいます・・・・。

 

特にこの時期、ワバチにとっても 繁殖期 に当たり、新たに生まれた女王蜂が、

雄蜂との 交尾 の為に、巣外へ飛び出た際に、やられることもあるようなんです。

 

女王蜂が食べられ、居なくなるということは、コロニーの 全滅 を意味しますから、

それは飼育者に嫌われても、仕方がないのかもしれません。

ただ、デビル・バード なんて言わなくても・・・・、と思ってしまいます。

 

私の飼っているハチたちも、近くに営巣していた、ツバメたちの食害に遭い、

働き蜂が数を減らし、結果、消滅 してしまったことがありました。

 

この時は、本当にどうすることも出来なかったのですが、

命懸けで子育てをしているツバメを、憎むことなど 到底できませんでした。

彼らの周りも、危険一杯で、その巣は、カラスやモズなどに常に狙われているんです。

 

こんな場所に巣箱を置いてしまった、私が悪かった んですね。

ワバチたちには、本当に可愛そうなことをしてしまいました・・・。

 

ツバメ好きの方にとってみれば、

この カラスモズ こそが、デビルバード なのでしょうが、

彼らたちもまた、子育てに 命を懸けている だけなんです。

 

本来、自然界に、デビル なんて呼べる生物は、居ないはずです。

ただ、1種、思い当る生物を除いては・・・・・。

 

そう、本物のデビル と言えるのは、

 

「 全てのことを コントロールせずにはいられない (さが)」 を持った、

 

 

人 (デビル・マン)

 

 

なんでしょうね。

 

 

 

頑張れ ツバメさん !!







《 関連リンク 》

 ● スピード







関連記事

巣別れ

俗な言い方ですが、

 

食って・寝て・糞して・まぐわう

 

人も含めて、生物と呼ばれる者たちが、生きている間にしていることと云ったら、

つまり、たった、これだけ なんです。

 

う~ん、 深い!!

 

そして、次世代に自分の タネ(遺伝子)を残して、死んでいく・・・

 

このサイクルで、生物界は、今も回り続けているわけですが、

つまり、 遺伝子を残すことが、生物の生きる 目的 と云えるのかもしれません。

 

そして、繁殖とは、次世代にこの 遺伝子(命)を渡す行為 ともいえます。

 

普段、ワバチの巣の中には、多くの働き蜂が存在していますが、

働き蜂は本当に 多忙 で、

 

巣作り・子育て・掃除・空調管理・自衛活動・食料調達・調理 など、

 

生活の全てが、働き蜂たちの 無私!? の労働によって支えられているんです。

ただ1つ、

 

子供(卵)を産む

 

という、生物の根幹にかかわる、この大事な仕事だけは、

 

女 王 蜂

 

ただ1匹だけが、担っています。

働き蜂は、メスなので、実は卵を産むことが出来るんですが、その卵は、

働き蜂にはならないんです。

 

コロニーに1匹しか存在しない女王蜂は、死ぬまで 常に 卵を産み続けます。

これが、女王蜂の 唯一 の仕事と言ってもよいのかもしれません。

 

ただ、働き蜂を産み続けるという、この行為、

前回 も書いたように、コロニーを維持する ためのものでしかありません。

1日に、100匹は死んでいくと言われる働き蜂の、補充の作業でしかないんですね。

 

普段は、こうすることで、コロニーを維持、発展させているわけですが、

このままでは、女王蜂の寿命が尽きた時点で、補充が途絶え てしまうことになり、

そのコロニーは、全て 死滅 してしまいます。

 

これでは、次の世代に を引き継ぐことは 叶いません。

 

不妊の働き蜂 を産み続けるだけでは、次世代に命をつなぐことは 出来ない わけです。

 

人の場合、その子供が 命を引き継ぐ担い手 となりますが、

ワバチの場合、この大役を担うことが出来るのは、生殖能力 を持っている、

 

 

『 女 王 蜂 』( Queen Bee )

 

 

だけなんです。

そこで、毎年 になると、普段は働き蜂しか生まないはずの女王蜂が、

何と、新たに 女王蜂 を産んでしまうんです。

 

正確には、働き蜂が新女王蜂を作り出すのですが、この辺りの事情については、

また後日、詳しく書いてみたいと思います。

 

新たに女王蜂が生まれると、

母に当たる、今までその巣にいた 女王蜂は、女王蜂に、その巣を ゆずって

巣内にいる 一部の働き蜂たち と共に、住み慣れた巣を出て行ってしまいます。

 

出て行った 女王蜂は、また 新たな巣 を探し出し、

一緒に巣を出た働き蜂と共に、そこで生活を一から 再スタート させるんです。

 

こうすることで、今まで 1つ しかなかったワバチのコロニーが、

分割されて、2つ に増えることになります。

 

この2つのコロニーは、血を分けた 母娘(おやこ)という関係になりますので、

のコロニーは、のコロニーの 遺伝子を引き継ぐ者、言い換えれば、

 

命を受け継ぎ、次世代に渡していく、本当の意味での 子供

 

ということになります。

 

そう、つまり、このやり方が ワバチの繁殖方法 なんですね。

 

 

 

巣別れ

 

 

巣(コロニー)が分かれる ことで繁殖していくので、この繁殖方法を、

 

巣別れ(すわかれ)

 

と呼んでいたりします。

専門用語では、蜂が分かれる という意味で、

 

分 蜂(ぶんぽう)

 

と呼んでいて、こちらの方が一般的ですね。ただ、この表現は、日本独特 のようで、

ちなみに、英語では、分蜂時の状況を表した、群れをなして飛び回る という意味の、

 

Swarming

 

と表現されていたりします。また、分蜂と同じ読み方で、

 

分 封(ぶんぽう)

 

と書く場合もあるのですが、

これは、言葉の意味通り、領地を分け与えて支配させる という意味と、

ワバチの巣別れが、同じように見えることから来ているようです。

 

実際の分蜂(巣別れ)を目の当たりにすると、

ハチの乱舞で、それはもう、壮観そのもの、感動ものなんですが、

分蜂の詳細 については、また別の機会に改めて書きたいと思っています。

 

 

 

余談ですが、

実は、この時期生まれる娘の女王蜂は、1匹ではなく、2~4匹位 いるんです。

時間差で生まれるので、先に生まれた 女王蜂は、女王蜂が生まれる前に、

母と同じように、に巣を ゆずって新たな巣 へと旅立ちます。

 

繁殖期 と云われるこの時期、1つの母コロニーから、2~4つ の娘コロニーが、

誕生することになるわけです。

 

地域によって差はありますが、4~7月 のこの時期(ちょうど今の時期ですね)、

ワバチ好きのハチ飼いたちは、ワクワクドキドキソワソワ しながら、

この新たに巣別れするハチを捕まえようと、待ち箱を仕掛け、待ち受けます。

 

ワバチ好きにとって、この時期、

 

血沸き、肉躍る!?

 

一年の中で、最も興奮する季節 だったりするんです。







《 関連リンク 》

 ● はんしょく

 ● 分 蜂


 ● 王台(おうだい)!? (その3)




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ニホンミツバチに関する様々なことを、
気ままに思いつくまま書いてます。
可愛く癒されるワバチの魅力を、たくさん発見したいと思っています。

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